entrancexit

ただの忘備録です

忘れてしまった自分のからだを引きずり出して眠っている


脳内でずっとゆら帝の空洞ですが流れている。そしていつもどこかのフレーズでおはようまだやろうにかわる。

 緊急事態宣言が発令されると予告された日は偶然にも代休をとっていて、せっかくなので買物へ出かけることにした。それまで随分外出自粛をして日用品以外を買っていなかったし、宣言を境にもっと外出しにくくなるだろうし、感染対策をきちんとしたら電車も乗らない平日昼間に行く不要不急の買物で感染するとも思えなかったからだ。そして何より外出自粛と在宅勤務でわりと精神的にキツくなっていて、気分転換は不要不急どころか必須急務な気さえした。よくないことだなとは思う。
というわけで時々遊びに行くお店へ。好きなブランドの新作などを見せてもらって、スタッフの方と服の話や感染の話などをした。そういえば店内BGMがはっぴいえんどだったな。いいよね。好き。
行きたかった受注会も普段の買物も自粛していたから服を見るのは久しぶりだった気がする。新作を見せてもらったブランドの好きなところは布の揺れ方が綺麗なところ。デザインや生地ももちろん優れているんだけど、布の佇まいがとても綺麗。あとパターンが理解できない。纏った時の形にはっとしたりする。残念なことに自分の身体にはほとんどが似合わないのでカットソーを1枚だけ買った。いつだって高身長な女性か骨ばった男性に生まれたかったなと思う。背の揺れ方が綺麗なコートをスタッフさんにお願いして着てもらった。ただ見たいから着てと頼むわがままを聞いてもらえるのはありがたいことだ。動くことで生まれる布の軌跡をずっと見ていたいなと思う。いい服たちだった。

 今は次のライブツアーのパンフレットやグッズを作っている。全国をまわる少し規模の大きいもの。実施されるかは正直危うい。けれど行われる前提で制作を進めるだけだ。すでに中止になってしまったイベントグッズのサンプルだって溜まっている。

在宅勤務になるからと買った少し強めのピアスがあって、最近はずっとこれをつけて仕事をしている。強め、というのは職場にはつけていかないという程度の意味。そういえば遊びに行ったお店のスタッフさんが言ってもないのにピアスのブランドをわかっていて流石だった。一瞥をくれただけだろうに、ピアスのブランドまで把握できるものなのか。すごいな。そんな出来事も詰め込んで非日常が収まるまでのお守りにしようと思う。

 闇雲に不安を感じても仕方ないし、いろんな声も多々聞こえるなかで自分でちゃんと判断できたらいい。判断というか、どんな事が起こってどんな決断がされてどう受け入れられてどう批判されて、それを自分はどう考えているかぐらいは冷静に自覚したい。安易なものに流されないように。最前線で真摯に尽くしてれている人たちには感謝と敬意を、悲しい境遇になってしまった方々には祈りを、そのうえでちゃんと向き合えたらいい。